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#5 チェスシーン紹介
日本チェス連盟監修の棋譜をご紹介します!
  • 先攻のモニカから始まります

    ※ポイント:チェスは白の駒が先攻!

  • 15...Be7

    15手目、後攻のエリオットがビショップをキングの前へ動かします。
  • 16.Ne4

    モニカがナイトをクイーンの前に動かします。
  • …(その後、互いに数手ずつ進みます)

    ※画像はイメージです

  • 22...f4

    エリオットがポーンを動かします。
  • 23.Qxf4

    モニカがエリオットのポーンをクイーンでとります。
  • 23...c6

    エリオットは別のポーンを動かします。
  • 24.Re1

    モニカはルークをキングの横に動かします。
  • …(その後、互いに数手ずつ進みます)

    ※画像はイメージです

  • 26.Qg5

    26手目で先攻のモニカが優勢な状況です。

    ※ポイント①:モニカは、次の手でエリオットがルークをa8からd8へ動かしてモニカのキングを攻撃してくる可能性を考慮。
    それに対して、モニカは自分が優勢になれる手を考えついていました。

  • しかし、エリオットはキャスリングをすることで逆転できることに気づきます。

    ※ポイント②:キャスリングとは?
    キングとルークを同時に動かす特殊な手!
    キングの安全性を高めながら、ルークを中央で使いやすくする、とても強力な動きです。

  • 26...O-O-O+

    エリオットはまずキングを動かします。

    ※ポイント:通常、キングは1マスしか動かせませんが、キャスリングでは2マス移動させます。

  • 次に移動したキングを跨ぐようにルークを逆側のマスへと動かします。
  • モニカ投了

    d8にある黒のルークが、d1にある白のキングを攻撃しているため、チェック(王手)になっています。
    モニカは想定される流れをいくつか考えた後、させる手がない事に気づき投了しました。